業務用カラオケのマーケティングと宣伝戦略

ただ歌うだけじゃない?!

業務用カラオケが置いてあるカラオケボックスや飲食店。誰もが一度くらいは利用したことがあるでしょう。

カラオケ好きという人なら、頻繁に利用するケースも珍しくありません。今も昔も、カラオケは老若男女問わずに楽しむことができる娯楽のひとつです。今も昔も…というものの、実はここ数年でカラオケを取り巻く環境は大きく代わってきています。

その一つが、カラオケを利用した新しい体験価値の創出です。業務用カラオケを導入している施設の多くは、カラオケ等のコンテンツ使用料としての費用を、毎月、あるいは年単位でまとめて業務用カラオケの提供会社に支払います。

しかし、最近ではカラオケは「ただ音楽に合わせて歌う」という楽しみ方だけでなく、プロモーション映像を楽しんだり、アーティストとコラボしたカラオケルームを設けたり、ファン同士で楽しめるオフ会を企画するといった、歌以外の企画などを立ち上げるケースが増えてきました。

また、スマホアプリなどと連動して、限定動画が見られたり、限定グッズを購入できるなどのサービスを行なっているところもあります。

カラオケはビッグデータ

歌う以外の楽しみ方が広がりつつあるカラオケボックスですが、業務用カラオケを提供する企業側では、日々歌われる膨大な数の楽曲の歌唱データを分析し、それをマーケティングに役立てるというアイディアも考えられています。

たかがカラオケの曲、と思うかもしれませんが、たとえば特定のアーティストの歌を歌うお客さんがどういったエリアのカラオケを利用しているのか、どんな時間に歌っているのか…などのデータを分析していけば、アーティスト所属事務所などはプロモーションの展開をよりピンポイントで考えていくことができるようになるかもしれません。

また、アプリなどを利用して、カラオケを歌ったお客様と繋がっていれば、そのお客様が好きそうな曲を然るべきタイミングでおすすめしたり、お客様が好きそうな新曲が入った際に情報をお伝えしたり、といったアクションを起こすことができます。